準備&道具
何もなくても、大きな蜃気楼が発生するなら肉眼でも十分おもしろい姿を見ることはできます。しかし、 可能なら、小さくてもいいのでオペラグラスや双眼鏡 (5~10倍程度:数千円~1万円程度) を準備しましょう。
また、カメラ (300mm望遠以上)、ビデオカメラ (光学10倍以上のズーム) があるともっと楽しめます。最近では、スマホのカメラに拡大鏡をつけて撮影する方法もあります。
なお、外で見ることが多くなるので、サングラス、帽子、ドリンク(水分補給)、 UVケアクリーム(またはローション)、タオル(またはハンカチ)、地図、携帯チェアやエアークッションなどがあるといいでしょう。
さらに、本格的に準備したい方は、高度計や風速計を用意するのもよいかもしれません。高度計や気圧計は、カシオのプロトレック、スイスのスント、ナイキの時計に機能が付加されているものがあります。
また、風速計が含まれるものでは、ケストレル(米国)やスカイウォッチャーエクスプローラー(スイス)という名でそれぞれ数万円で通販や専門店で販売されています。→札幌では、登山、アウトドア用品の『秀岳荘』や『東急ハンズ』、『株式会社ノースパワー』等で取り扱っています。
他にも、シルバADCシリーズ(スウェーデン)やミノックス(ドイツ)のウィンドウォッチやREENAの時計タイプなどがある。風速計単体では、お手ごろなドワイヤー風速計(米国)を選択するのもいいでしょう。
尚、発生するまでひたすら待つだけですので、退屈な方は、絵手紙の絵やスケッチを描いたり、バードウォッチングをしたり、 i-podなどの携帯音楽端末で音楽を聴くのもよいでしょう。
しかし、チャンスを逃さないためには、目は『高島おばけ』の対象となるものを追いけているのが一番です。せいぜい音楽プレーヤで曲を聞くぐらいが無難でしょう。
尚、カメラ撮影の際に、偏光フィルターを使うとコントラストが強調されますので持っている方は使ってみてはどうでしょうか。 また、望遠やテレコンバータを使う場合は、手ぶれしないためにもしっかりした三脚があった方が間違いが少ないです。
なお、著作権は撮影者・製作者にあります。許可なく転載・複製を禁じます。
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